「薬を飲んで治ったはずなのに、しばらくするとまたトイレが近くなる」「排尿のたびに痛みがある」そんなつらい経験を繰り返している方は決して少なくありません。 膀胱炎そのものの症状や治療については、膀胱炎についてのページで詳しく解説しています。この記事では「治ったのに、また繰り返す」という方に向けて、繰り返す理由と次に何をすべきかを中心に解説します。
京都・四条烏丸に位置するソウクリニックは、泌尿器科に加えて婦人科も併設しており、原因がはっきりしない場合も総合的にご相談いただけます。ひとりで悩まず、まずは一度ご相談ください。
「繰り返す膀胱炎」とは
医学的な解説では、再発性膀胱炎は、過去6カ月間で2回以上、または過去12カ月間で3回以上の膀胱炎症状があり、そのうち少なくとも1回は尿培養検査で細菌感染が確認されている状態を指すとされています。急性膀胱炎の約半数は1年以内に再発するとも報告されています。
すなわち、膀胱炎を繰り返すこと自体は決して珍しいことではありません。ただし、「その都度、同じように薬を飲んで様子を見る」のではなく、繰り返す背景に何があるのかを一度確認しておくことが大切です。
セルフチェック|思い当たることはありませんか
繰り返す背景として、次のようなものが挙げられます。当てはまるものがないか確認してみましょう。
- 抗菌薬を症状が改善した時点で自己判断でやめてしまったことがある
- 糖尿病など、感染症にかかりやすくなる持病がある
- トイレを我慢することが多い
- 水分をあまり摂らない生活が続いている
- 性交渉の後に症状が出やすいと感じる
- 閉経を迎えている、またはその前後の年代である
感染症治療のガイドラインでは、抗菌薬による治療によって自覚症状が改善しても、処方された分をすべて飲みきらずに自己判断で中断すると、原因菌が完全に排除されずに再発につながることがあるとされています。
また、閉経後の女性は、若年の女性と比べて治りにくく、再発しやすい傾向があることも感染症治療のガイドラインで示されています。その他にも、糖尿病などの基礎疾患があると感染に対する体の防御力が低下し、複雑性膀胱炎として再発・再燃を繰り返しやすくなるとも言われています。
膀胱炎のような症状でも、別の病気の可能性があります
女性の場合、月経周期に関わる症状や婦人科領域の病気が関係していることもあります。当院では婦人科も併設しているため、泌尿器科的な検査だけでは原因がはっきりしない場合、婦人科の視点も含めて確認することができます。
放置するとどうなるか
「いつもの膀胱炎だから」と、受診せずに市販薬や残っていた薬で済ませてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、自己判断での対応には次のようなリスクがあります。
- 原因菌が完全に排除されず、再発を繰り返しやすくなる
- 治療のたびに異なる抗菌薬を自己判断で使うと原因菌の特定が難しくなる
- 膀胱炎以外の病気が隠れていた場合、発見が遅れる
- 症状を我慢し続けることで日常生活の負担が大きくなる
繰り返す症状は「よくあること」と軽視せず、一度きちんと原因を調べておくことが今後の再発を減らすことにつながります。
検査の内容
繰り返す膀胱炎が疑われる場合、当院では次のような検査を行います。
尿検査
細菌や白血球の有無を確認します
尿培養検査
原因となっている細菌の種類と効果のある薬剤を調べます。感染症治療のガイドラインでも、再発性・難治性の場合は抗菌薬投与終了後に数日の休薬をはさんで尿培養検査を行うことが推奨されています
必要に応じた超音波検査など
基礎疾患や膀胱炎以外の病気の可能性を確認します
自己判断で薬を使い続けるのではなく、診察・検査にて原因を特定した上で、適切な治療方法を選ぶことが再発を減らす近道になります。
受診の目安
次のような場合は一度受診して原因を確認することをおすすめします。
- 半年に2回以上、または1年に3回以上、同じような症状を繰り返している
- 抗菌薬を飲んでも症状の改善が乏しい
- 発熱や腰・背中の痛みを伴う(腎盂腎炎などの可能性があります)
- 閉経後で繰り返す症状に悩んでいる
- 糖尿病など感染しやすくなる持病がある
何科を受診すればよいか迷う方へ
繰り返す膀胱炎は、まず泌尿器科でのご相談が基本です。
ただし、背景にある原因によっては他の診療科と合わせて確認したほうがよい場合があります。
女性の場合、月経周期に関わる症状や婦人科領域の病気が関係していることがあります。男性の場合は前立腺の状態が症状に影響していることがあります。当院では泌尿器科に加えて婦人科やメンズヘルス科も併設しているため、性別を問わず、泌尿器科的な検査だけでは原因がはっきりしない場合も必要に応じて総合的にご相談いただけます。
「どの診療科に相談すればよいかわからない」という場合も判断に迷うときはお電話でご相談ください。
ご予約から診察までの流れ
当クリニックでは、最新の医療機器と経験豊富な専門医により検査・治療を行っております。
ご不明な点がある場合は、お気兼ねなくご相談ください。
※以下は一例です。症状により検査および治療内容は異なりますのでご了承ください。
ご予約
当クリニックでは、お電話とWEBよりご予約・お問い合わせを受け付けております。
※WEBでは受付時間以外でも24時間365日ご予約いただけます。
TEL:050-1720-1847 (9:00-13:00/13:00-17:00 日祝休診 ※毎週木曜は19:00まで診療)
予約制のため待ち時間も少なくスムーズに受診することができます。
来院・受付
- ご予約いただいたお時間にご来院ください。
- 事前問診が未回答の方は問診表にご記入いただきます。
- 紹介状や健康診断の検査結果をお持ちになってご相談されたい方は、受付時にお渡しください。
検尿
- 検尿をご提出いただきます。
- お悩みによっては検尿が不要な場合もございます。
- 基本的には検尿をお願いしておりますので、来院直前でのお手洗いはお控えください。
診察
- 症状やお悩みについておうかがいします。
- 診断内容に基づき、治療方針をご説明いたします。
検査
- 追加で検査が必要な場合は検査を行います。
- 検査によっては、結果が出るまで数日かかる場合がございます。
- 検査結果および治療方法については医師が丁寧にご説明し、患者さまの不安解消に努めています。お悩みや不安があれば、何でもご相談ください。
治療
- 治療を開始します。
- 経過観察が必要な場合は、次回のご来院のご予約をお取りいただきます。
ソウクリニック四条烏丸の特長
1.プライバシーに配慮した医院設計
泌尿器科は、そのお悩みや病気の性質上、「かかるのが恥ずかしい」「相談しにくい」と思われる方が多いようです。当クリニックでは、安心してご相談いただけるよう話し声が漏れない構造など、プライバシーに細部まで配慮したつくりになっております。話しづらいと思われることでも、心置きなくご相談いただけます。
2.分かりやすく丁寧な説明
当たり前かもしれませんが、当クリニックでは患者様に分かりやすい丁寧な説明を心がけております。
「医師の言っていることが分かりにくかった」「納得できないまま治療が始まってしまった」ということがないよう、患者さまお一人ひとりに対して説明する時間を十分にとり、分かりやすい言葉でお話しております。ご不明時は遠慮なくいつでも仰ってください。
3.総合的な健康へのアプローチ
当クリニックは泌尿器科だけでなく、複数の診療科目を設置しております。例えば、男性であればメンズヘルス外来、女性であれば婦人科、乳腺外科などです。患者さまの症状や検査結果に応じては、泌尿器科に限定することなく、他の診療科目と連携しながら治療計画を立てることができるため、総合的な健康へのアプローチができるという点からも高い信頼感・安心感をいただいております。
よくある質問(FAQ)
Q: 症状が軽いので以前もらった薬を飲んで様子を見てもよいですか?
A: おすすめできません。症状や原因菌が同じとは限らず、合わない薬を使うと改善が遅れたり、原因の特定が難しくなったりすることがあります。繰り返す場合は、あらためて検査を受けることをおすすめします。
Q:閉経してから膀胱炎を繰り返すようになりました。年齢的なものでしょうか?
A: 閉経後の女性は、若年の女性に比べて再発しやすい傾向があることが感染症治療のガイドラインでも示されています。ただし、「年齢のせい」と決めつけず、一度検査で原因を確認することをおすすめします。
Q:抗菌薬を飲みきる前に症状がなくなりました。途中でやめてもよいですか?
A: 自己判断での中断はおすすめできません。症状が改善しても原因菌が完全に排除されていないことがあり、再発につながる場合があります。処方された分は指示どおり飲みきることが大切です。
Q:検査の費用はどのくらいかかりますか?
A: 尿検査や尿培養検査などの費用は保険診療の範囲かどうかや検査内容によって異なります。正確な金額は受診時にご確認いただくか、お電話でお問い合わせください。
Q:男性でも膀胱炎を繰り返すことはありますか?
A: はい、あります。男性の場合、前立腺の状態が関係していることもあるため、女性とは異なる観点での確認が必要になることがあります。気になる場合はご相談ください。
予約・お問い合わせ
私たちのクリニックは、患者さまのお悩みや不安に寄り添うことを第一にしております。話しづらいこと、気になっていることなど、我慢せず何でもお話ください。
Webからは24時間ご予約いただけます。まずは気軽にご相談ください。




