低用量ピルの基本的な飲み方
毎日決まった時間に服用する理由
低用量ピルは、体内のホルモン濃度を一定に保つことで排卵を抑制します。服用時間が大きくずれると血中濃度が低下し、不正出血や避妊効果の減弱を招く可能性があるため、「毎日決まった時間」に服用することが大原則です。
21錠タイプと28錠タイプの違い
21錠タイプ:すべてにホルモンが含まれており、21日間服用したあと7日間の「休薬期間」を設けます。
28錠タイプ:最後の7錠が成分の入っていない「偽薬(プラセボ)」です。休薬期間中も毎日飲み続ける習慣がつくため、飲み忘れ防止に適しています。 当院で扱う「ファボワール28」などはこのタイプにあたります。
服用開始のタイミング
初めて服用する場合は、月経が始まった日から5日以内に飲み始める「Day1スタート」が一般的です。この方法であれば、服用初日から避妊効果が期待できます。
注意が必要な飲み合わせ
セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含むサプリメントは、ピルの代謝を促進し効果を弱めるため併用は避けましょう。また、抗てんかん薬や一部の抗生物質も相互作用があるため、持病で内服中の方は必ず医師に相談してください。
飲み忘れた時の対処法
1錠(24時間未満)の飲み忘れ
◆対処法:気づいた時点ですぐに忘れた1錠を服用してください。その日の分は、いつもの決まった時間に服用します(その日は1日2錠飲むことになります)。
◆避妊効果:適切に対処すれば、避妊効果が大幅に下がることはありません。
2錠以上(48時間以上)の飲み忘れ
◆対処法:気づいた時点で、「直近の飲み忘れ分」の1錠をすぐに服用してください。それ以前の分は破棄し、残りの錠剤は当初の予定通りに服用を続けます。
◆追加の避妊措置:7日間連続して服用できるまでは、避妊効果が不安定です。その間は性交渉を控えるか、コンドームなど他の避妊法を併用してください。
◆第1週目に忘れた場合:休薬期間直後の第1週(1〜7錠目)に2錠以上忘れた状態で、休薬期間中や忘れた期間に性交渉があった場合は、緊急避妊(アフターピル)の検討が必要になることがあります。
ミニピル(スリンダ)の場合の注意
当院で扱うミニピル「スリンダ」は、低用量ピルに比べて時間のズレにシビアです。ガイドライン上、スリンダは24時間以内であれば同様のリカバリーが可能とされていますが、可能な限り正確な時間を守ることが推奨されます。
副作用が出た時の対応と服用継続の判断
飲み始めの「吐き気」への対応
服用開始から1〜2ヶ月は、体がホルモンバランスの変化に慣れるまで、吐き気や頭痛を感じることがあります。軽度の場合は、夕食後や就寝前に服用時間を変更することで軽減できる場合があります。
服用直後の嘔吐・下痢
◆服用後2時間以内の嘔吐:成分が十分に吸収されていない可能性があります。この場合は「飲み忘れ」と同じ扱いとし、すぐにもう1錠を追加服用してください。
◆激しい下痢:激しい下痢が24時間以上続く場合も吸収が不十分になる恐れがあります。症状が続く間は追加の避妊措置(コンドーム併用など)を行ってください。
自己判断での中断は避ける
飲み始めに少量の「不正出血」が起こることがありますが、多くの場合は数周期で収まります。出血があるからといって自己判断で服用を中止すると、さらにホルモンバランスが乱れ、避妊効果もなくなります。不安な場合は中断する前に医師へご相談ください。
飲み忘れを防ぐためにできること
ピルの効果を最大化するために、飲み忘れを未然に防ぐ習慣を身につけましょう。
◆生活習慣とセットにする:歯磨き、洗顔、就寝前のスマホチェックなど、毎日必ず行う動作のタイミングに服用を組み込むのが最も効果的です。
◆スマホのリマインダー活用:ピル専用の管理アプリや、スマホの標準アラームを毎日同じ時間にセットしてください。
◆予備のシートを備える:外出先で「今飲まなければいけないのに手元にない」という事態を防ぐため、ポーチなどに予備のシートや1回分を小分けにして入れておくと安心です。
◆パートナーの協力:パートナーに服用時間を共有し、リマインドしてもらうことも心理的な支えと習慣化に役立ちます。
飲み忘れ以外で起こる「不正出血」の捉え方
ピルを正しく飲んでいるのに出血が起こると「飲み忘れたかな?」と不安になる方が多いですが、これは「破綻出血」と呼ばれ、飲み始めの3ヶ月程度は比較的よく起こる現象です。 また、飲み忘れ以外にも、激しい下痢や嘔吐、あるいは飲み合わせの悪いサプリメント(セントジョーンズワート等)の摂取によって成分の吸収が妨げられ、結果的に飲み忘れた時と同じような出血が起こることもあります。出血があった際は「いつ、どのように血が出たか」をメモしておくと、診察時のスムーズな診断に役立ちます。
ソウクリニック四条烏丸での処方とサポート
当院では、患者様お一人おひとりの健康状態やライフスタイルに合わせ、最適なピルのご提案と継続的なサポートを行っております。
幅広い選択肢と安心の価格設定
第2世代の低用量ピル「ファボワール(1ヶ月分3,300円)」に加え、血栓症リスクが不安な方や授乳中の方でも服用いただける最新のミニピル「スリンダ(1ヶ月分3,500円)」を取り扱っています。
女性医師・女性スタッフによる丁寧な対応
「飲み方がわからなくなった」「体調に変化があった」といった際も、女性の院長をはじめスタッフが親身に対応いたします。初めての方も、プライバシーが守られた環境でリラックスしてご相談いただけます。
スムーズな通院を支えるシステム
24時間WEB予約が可能なほか、完全予約制により待ち時間を短縮。お仕事帰りや隙間時間でも、服用継続のための定期的な診察・処方を無理なく続けていただけます。
また、飲み方や飲み忘れについてご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
※WEBでは受付時間以外でも24時間365日ご予約いただけます。
TEL:050-1720-1847 (9:00-13:00/13:00-17:00 日祝休診 ※毎週木曜は19:00まで診療)
予約制のため待ち時間も少なくスムーズに受診することができます。
料金
ファボワール 1ヶ月分 3,300円 (税込み価格)
スリンダ錠 1ヶ月分 3,500円 (税込み価格)
処方には別途診察料がかかります。(診察料は500~1,500円程度かかります、時間や初再診により異なります。)
ソウクリニック四条烏丸の特長
1.女性の院長が在籍し、女性医師・女性スタッフが対応
女性ならではのお悩みやご不安なことも患者さんに寄り添って女性医師がカウンセリングをいたします。婦人科は検査も女性スタッフが対応しておりますので、はじめて婦人科にかかる方も、安心してご相談いただけます。
2.完全予約制で待ち時間少なく快適な診療体験を
当クリニックは完全予約制のため、待ち時間も少なくスムーズに受診することができます。ご予約はお電話または24時間365日WEBにて受け付けております。診察時間は月曜日から土曜日までは朝9時半から5時まで、木曜日は夜7時まで行っております。また、お問合せ時の状況によっては、予約なしでも診察いたしますので、まずはお電話ください。
3.すべての年代のお悩みに幅広く対応
当クリニックの婦人科は、すべての年代の女性のお悩みに対応しております。
年齢とともに変化する女性のからだは、年代に応じてその悩みも変化していきます。しかし「何となくこういうもの」と我慢して疾患や不調のシグナルを見過ごしてほしくないため、気になることや不安なことなどを丁寧にヒアリングしております。医師からの説明も「分かりやすい」を心がけておりますので、ご安心ください。
よくある質問(FAQ)
Q:服用時間が毎日1〜2時間ずれても大丈夫ですか?
A: 低用量ピルの場合、1〜2時間のズレであれば避妊効果に大きな影響はありませんが、習慣化のために可能な限り同じ時間を守ってください。ミニピルの場合はより厳密な時間が求められます。
Q:飲み忘れて数日後に不正出血が来ました。どうすればいいですか?
A: 飲み忘れによってホルモン濃度が下がり、子宮内膜が剥がれ落ちる「消退出血」が起こることがあります。服用は中止せず、飲み忘れの対処ルールに従って継続し、不安な場合は受診してください。
Q:飲み忘れたまま性交渉をしてしまいました。
A: 2錠以上の飲み忘れがあり、かつその前後7日間に性交渉があった場合は妊娠のリスクがあります。至急アフターピル(緊急避妊薬)の検討が必要ですので、すぐにご連絡ください。
Q:旅行などで服用時間を大幅に変えたい場合は?
A: 時差がある海外旅行などの際は、現地の時間ではなく「前回の服用から24時間後」を維持するのが基本です。難しい場合は、出発前に医師へスケジュールを相談することをお勧めします。
Q:飲み忘れがどうしても多いのですが、他の方法はありますか?
A: 毎日飲むことが負担な場合は、数年間効果が続く「ミレーナ(子宮内避妊システム)」なども選択肢に入ります。患者様に最適な避妊方法を一緒に検討しましょう。
予約・お問い合わせ
私たちのクリニックは、女性の院長が在籍しており、女性ならではのお悩みやご不安なことも患者さんに寄り添ってカウンセリングをいたします。
Webからご予約いただけます。まずは気軽にご相談ください。




